矯正歯科は、お子様だけが受ける治療と思われることがあります。
しかし、大人になってから歯並びや噛み合わせが気になり、矯正治療を検討される患者様も少なくありません。
歯並びを整えることは、見た目の印象だけでなく、歯磨きのしやすさや噛む機能にも関わります。
今回は、大人の矯正歯科で期待できることや、治療を考えるときに知っておきたいポイントをご紹介いたします。
大人になってからでも矯正治療は検討できます
大人の矯正歯科は、歯や歯茎、顎の骨の状態を確認したうえで進める治療です。
年齢だけで矯正治療ができないと決まるわけではありません。
ただし、歯周病がある場合や、むし歯、被せ物、失った歯がある場合は、先に治療や管理が必要になることがあります。
そのため、矯正治療を始める前には、お口全体の状態を詳しく確認することが大切です。
見た目だけでなく清掃性にも関係します
歯並びが重なっている部分や、歯ブラシが届きにくい部分は、磨き残しが起こりやすくなります。
磨き残しが続くと、むし歯や歯周病のリスクにつながることがあります。
矯正治療によって歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり、お口の健康を維持しやすい環境づくりにつながります。
見た目の改善だけでなく、将来のお口の健康を考えて矯正治療を検討することも大切です。
大人の矯正で確認したいポイント
矯正治療は、歯を少しずつ動かしていく治療です。
治療を始める前には、歯並びだけでなく、噛み合わせ、顎の骨格、歯茎の状態などを総合的に確認します。
当院では、セファロレントゲンや口腔内スキャナーなどを活用し、患者様お一人お一人の状態に合わせて治療計画を検討しています。
治療中の見た目、通院のしやすさ、日常生活への影響なども含めて、無理なく続けられる方法を一緒に考えることが大切です。
ブラケット矯正とマウスピース型矯正装置
大人の矯正治療には、歯の表面に装置をつけてワイヤーで歯を動かすブラケット矯正と、透明な装置を使うマウスピース型矯正装置があります。
ブラケット矯正は、歯の動きを細かくコントロールしやすく、幅広い歯並びに対応しやすい方法です。
マウスピース型矯正装置は、目立ちにくく取り外しができることが特徴です。
ただし、装着時間やお口の状態によって治療の進み方が変わるため、自己管理が大切になります。
どちらが適しているかは、歯並びや噛み合わせの状態によって異なります。
治療中に気をつけたいこと
矯正治療中は、装置の周りに汚れが残りやすくなることがあります。
特にブラケット矯正では、装置の周囲を丁寧に磨く必要があります。
マウスピース型矯正装置の場合も、装置を清潔に保ち、飲食や歯磨きのタイミングに注意することが大切です。
また、歯を動かす過程で痛みや違和感を覚えることがあります。
気になる症状がある場合は、我慢せず歯科医院で確認しましょう。
Q. 大人の矯正は見た目が気になりますが、相談できますか?
A. はい、相談できます。
当院では、目立ちにくいブラケットやマウスピース型矯正装置にも対応しています。
お仕事や日常生活で気になる点を伺いながら、患者様に合った方法を検討します。
Q. 矯正中にむし歯や歯周病になったらどうなりますか?
A. 状態によっては、矯正治療を一時的に調整し、むし歯や歯周病の治療を優先する場合があります。
矯正治療を進めるうえでも、日々のセルフケアと定期的なチェックが重要です。
まとめ
当院では、大人の矯正歯科において、見た目だけでなくお口全体の健康を考えた治療計画を大切にしています。
歯並びや噛み合わせを整えることで、歯磨きのしやすさや噛む機能の改善につながる場合があります。
当院では、セファロレントゲンや口腔内スキャナーなどを活用し、患者様お一人お一人の状態に合わせて矯正方法をご提案しています。
矯正治療を始めるべきか迷っている方も、まずは現在のお口の状態を確認することから始めてみましょう。
※矯正歯科治療は、公的医療保険適用外の自費診療となります。
※装置装着後、痛み、違和感、口内炎などが出る場合があります。
※歯が動く過程で、歯根吸収、歯肉退縮、知覚過敏などが起こる場合があります。
※保定装置を使用しないと、後戻りが起こる可能性があります。